平和教育講演会

6月19日(水)に、国頭村奥間の出身で現在90歳になる大田吉子さんを講師に「平和教育講演会」を開催しました。吉子さんは太平洋戦争の時、家族で奥間の山奥に逃げ込んだけれど、食べ物がなく夜、集落に行き、食料を探し回ったことやカエル、バッタ、ネズミなども貴重な食料として食べたこと、飛行機の爆撃で同級生が亡くなったことなどたくさんの経験を話してくれました。また、最近では終戦の頃、読谷から避難してきた家族が着物と交換に米を頂きたいと言って、吉子さんの母がお米を分けたことやその当時の着物が大事にしまってあって、最近、その家族に会えたことなどを話してくれました。とにかく「戦争は絶対にしない」「皆さんもこれだけは絶対にしないでください」を強く語っていました。本校の子どもたちも最後まで集中して吉子おばあの話を聞いていました。きっと何か心に残ったことだと思います。吉子さん、貴重なお話ありがとうございました。いつまでもお元気でいてください。DSC_6231 DSC_6236 DSC_6250 DSC_6257 DSC_6273 DSC_6293 DSC_6272