キャリア教育講演会

7月11日(木)の3,4校時にアフリカンアートペンキ画家の「SHOGEN」さんをお招きして「令和6年度キャリア教育講演会」を実施しました。「生きることへの喜びと感謝を」というテーマでお話をしてくださいました。「SHOGEN」さんは京都府の生まれで、大学卒業後、化粧品会社に勤めていましたが、ある日の日曜日、京都の雑貨屋でアフリカの方が書いた1枚の絵に出合い、大きな感銘を受け、翌日には会社に退職届を出し、1カ月後には、アフリカで絵の先生に弟子入りし、画家を目指したという異色の経歴の持ち主です。アートだけでなく、その村での生活の中で「生きる」とは、「働く」とは、「学ぶ」とはについて数多くの示唆を受けています。講演会では、ブンジュ村幸せの3か条「①ご飯を食べることに幸せを感じているか」『②「ただいま」といったら「おかえり」と言ってくれる人がいるか』「抱きしめられたら温かいと感じる心があるか」などといろいろな経験談を語ってくれました。村長さんに「二日前のお昼ご飯は覚えていますか?」「覚えていないないなら、SHOGENにとって食べることは作業なんだね」と言われたことなど、作品を交えながらお話しして頂きました。生徒の皆さんも「SHOGEN」さんの話に集中して聞いていました。最後に生徒を代表して3年生のさほさんから、「自分の心がそこにある。心の寛容が大切だということ」「これからは小さな幸せに目を向けながら、感謝の気持ちをもって過ごしていきたい」というお礼の言葉がありました。生徒個々にもそれぞれ感じるものがあったと思います。IMG_6357 IMG_6360 IMG_6390 IMG_6408 IMG_7325 IMG_7332 IMG_7334